2010年 11月 23日
藍の花・10月15日 乾燥した藍の葉・刈り取った後、天日に干し、葉を茎からはずしたもの 葉と同重量の水を加え良く混ぜなじませる< 毛布などでくるんで保温する 今年初めて藍を栽培してみました。藍染めに使う藍です。 藍の産地は徳島県の阿波です。ここは新潟県、標高300メートルと寒冷地、温暖な阿波で適している植物がここで育つか心配でしたがまずまずの生育でした。温床で苗を育てたことと、猛暑が幸いしたのでしょうか。 でも最近手に入れた資料によると、「種を蒔く、芽が出る、植えて水をやる。それだけで大きくなると思っておられるようですが、土を寄せる、草取りをする、消毒をする。お百姓さん達の苦労があっての作物」とあったが、私は草除けの刈り草をおいただけ。なにかとラッキーだったようです。 収穫した乾燥葉は1.5キロでした。 さて藍を育てけれども、次の段階、すくもの作り方と藍だての仕方がわかりません。 そこで隣町、津南町在住の織物工芸家の松本さんに相談したところ、津南町の農と縄文の体験館「なじょもん」で、松本さんが発起人の「藍染め会」が2年前から藍を育て、染めるまでしていて、11月にすくもを作るということ。そこに私の藍の葉を混ぜてもらいました。 すくも作りは葉と同重量の水を混ぜ、発酵させます。1日1~2回切り返しをして発酵を促進させ、ほぼ2週間で出来上がり。元の葉の10分の1の量になるそうです 1週間もすると温度は60度位に上がります。アンモニア発酵なので、猛烈な匂い、うんち臭い匂いがするそうです。 この後、「藍染めの会」10数人で交代で切り返しの作業をすることになっています。 出来たすくもを水に溶かす藍だてをし、それに布や糸をつけて染めます。その話は後日報告いたします。 ps 投稿がなかなかできずにいました。 待っていた若干の方々、お待たせしました。ごめんなさい。 コメントが入らない、サイトが変わるなどでアップアップしてました。 米の発送、冬支度、芸能祭の出演、茅刈りと忙しこともありました。 テーマは盛りだくさんありますのでおいおい書いていきたいと思います。
by hitofuki
| 2010-11-23 10:25
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